糖尿病のリスクを下げる!?トマトジュース徹底解説!
こんにちは!管理栄養士の木村です。
健康のために飲み物に気を遣っている糖尿病患者さんも多いのではないでしょうか?
指導をしていると「トマトジュースを飲んでから血圧が下がりました!」「血糖値がよくなりました!」という声もよく聞きます。
本日はトマトジュースは本当に身体にいいのか?
管理栄養士の視点から解説していきます。
トマトジュースの栄養価は?
日本食品成分表2020年版(八訂)によると、トマトジュース(食塩無添加)100gあたり
エネルギー18kcal、タンパク質0.7g、脂質0.1g、炭水化物4.0g、食物繊維0.7g含まれています。
ビタミンA、ビタミンE、ビタミンCなどのビタミン類の他、ミネラルも豊富です。
また、赤い色素である「リコピン」には抗酸化作用があり、生活習慣病の改善を促します。
トマトジュースに期待できる効果
①糖尿病リスクの低下
トマトジュースを継続的に摂取することで、糖尿病の改善に繋がると言われています。
リコピンには、慢性炎症を抑えて、インスリン抵抗性を改善する作用があります。
オススメのタイミングは朝の時間!
朝に摂ることで、リコピンの吸収率が上がると言われています。
②悪玉コレステロールを下げる
悪玉コレステロールを低下させることも報告されています。
リコピンの抗酸化作用により、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を防ぐ働きも期待されます。
③血圧を下げる
トマトジュースには、GABA(ギャバ)というアミノ酸の一種が含まれており、血圧を下げる効果が期待されています。
トマトジュースの落とし穴!
トマトジュースによっては血糖値を上げてしまうものもあります!
キーワードは「無添加」!
食塩や果糖ぶどう糖液糖の入っているものは逆効果になる可能性が高いので注意!
食塩や砂糖の入っていない「無添加」のトマトジュースを選びましょう。
また、トマトジュースには糖質も含まれますので1食の糖質量が増えすぎないように調整することも大切です。
一日多くて200mlを目安に、朝飲むことでより効果が高まりますよ!
こちらの記事は、院長のInstagramを参考にしています!
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