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ダイエット薬、実際どうなの?徹底解説!

ダイエット

今流行りのダイエット薬、気になっている方も多いのではないでしょうか?

当院でもよく問い合わせをいただきます。

今回は当院で扱っている糖尿病薬のなかでも、体重減少を期待できる

●マンジャロ

●リベルサス

●ウゴービ

について「本当に痩せるのか?」「保険は適用になるのか?」など気になる疑問を徹底解説してまいります!

興味のある方は是非最後までご覧ください。

 

 

GIP・GLP-1について

GIP・GLP-1とは?

「GLP-1ダイエット」という言葉を聞いたことはありませんか?

今回紹介する薬は、どれもGLP-1受容体作動薬に分類されます。

 

GIP・GLP-1とは血糖値を下げる働きのあるホルモンです。食べ物が小腸にたどり着くと分泌され、血中を流れて膵臓へ作用します。

それにより、インスリンの分泌が促進され、血糖値が下がるという仕組みです。

血糖値が高いときにだけ働くため、副作用の低血糖が起こりにくいといわれています。

 

 

GLP-1ダイエットの効果

主に3つの効果が期待できます。

 

・少量の食事で満腹感を感じる

➡胃の動きを遅くし、少量の食事量でも満足できる

・食欲を抑制してくれる

➡脳の中枢神経に作用し、食べすぎを予防

・太りにくい体質に変わる

➡食後の血糖値上昇を抑制し、脂肪をため込みにくくする

 

 

マンジャロについて

 

マンジャロとは?

臨床的統計的には痩せる効果は最強です。

上記3つの中で一番効果が期待できる皮下注射タイプのお薬です。

2.5mgで開始し、4週間後に5mgに増量していきます。
その後は医師の指示に従い、必要に応じて増量となります。(4週間に2.5㎎ずつ増量)

マンジャロは、GLP-1に加えて、GIPも同時に刺激するため、さらに強力な体重減少効果および血糖降下作用が得られると言われています。

 

マンジャロの効果

上記の臨床データはこちらから引用しています。

体重のベースラインから投与52週時までの変化量において、いずれのマンジャロ群でもデュラグルチド 0.75 mg群に対する優越性が検証されています。

 

↑週ごとの減量率

 

副作用・注意点

主な副作用は吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退などです。

ごくまれに、低血糖、急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸、アナフィラキシー、血管性浮腫などの症状が現れることがあります。

このような場合には使用を中断し、すぐに医師の診療を受けてください。

 

料金・保険適応について

マンジャロは2型糖尿病の薬として保険適応が可能ですが、ダイエット目的の服薬は保険適応されません。

自費診療となりますのでお気軽にお声がけください!

 ※すでに2型糖尿病の診断のある方は保険適応が可能ですので、当院にご来院、転院いただければ処方可能です。

 

料金は、

マンジャロ2.5㎎/22,000円(税込)

マンジャロ5.0㎎/40,000円(税込) となっています。

※7.5mg以降は必要時ご相談いただく形になります。(ダイエットのためにここまで必要になる方は少ないです。)

当院では十分に在庫があるため、即日お渡し可能です。

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リベルサスの特徴

 

リベルサスとは?

上記3つの中で唯一の飲み薬です。

飲み方が複雑で、朝一の服薬後、30分間隔をあけてから食事を摂るという特徴があります。

※胃の中が空っぽの状態で服薬する

3㎎、7㎎、14㎎の規格があるため、医師の指示に従って服薬しましょう。

 

リベルサスの効果

 

上記の臨床データはこちらから引用しています。

 

※プラセボとは、有効成分を含まない薬を使用し患者さんの思い込みでの症状の回復を比較します。

プラセボと比較して、はっきりと上回る効き目があって初めて薬として認められます。

投与後26週までの変化量は、プラセボ群と比較してリベルサス14mg群で有意に低下しています。

 

副作用・注意点

主な副作用として、吐き気、下痢、食欲減退、頭痛、糖尿病網膜症、便秘、嘔吐などがあります。

まれに、低血糖、急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸などの症状が現れることがあります。

このような場合には使用を中断し、すぐに医師の診療を受けてください。

 

料金・保険適応について

リベルサスは2型糖尿病の薬として保険適応が可能ですが、ダイエット目的の服用は保険適応されません。

自費診療となりますので、お気軽にお問い合わせください。

料金は

リベルサス3㎎/11,000円

リベルサス7㎎/20,000円

リベルサス14㎎/38,000円 となっています。

 

 

 

ウゴービについて

 

ウゴービとは?

ウゴービは日本で初めて保険適応となった肥満症薬です。

糖尿病治療薬である「オゼンピック」と成分は全く同じです。

週に1回皮下脂肪注射を行います。ウゴービは0.25㎎、0.5㎎、1.0㎎、1.7㎎、2.4㎎と種類があります。

保険適用で利用するには厳しい条件があります。詳しくは下の「料金・保険適応について」をご覧ください!

当院では容量調整の可能でより便利な「オゼンピック」を提供させていただいております。

 

ウゴービの効果

上記の臨床データはこちらから引用しています。

ウゴービ2.4㎎投与後68週で優位に体重が低下しています。

引用元:こちら

プラセボ群と比較して、いずれも優位に体重が低下しています。

 

副作用・注意点

主な副作用は、食欲減退、吐き気、下痢、便秘、嘔吐などです。

まれに、低血糖、急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸などの症状が現れることがあります。

このような場合には使用を中断し、すぐに医師の診療を受けてください。

 

料金・保険適応について

現在のウゴービの保険適用の条件は下記になります。

○高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法や運動療法を行っても改善がみられず、以下に該当する場合

  • ○BMI27以上で、肥満に関連した健康障害を二つ以上を認める
  • または、BMI35以上

※肥満に関連した健康障害

  • ・耐糖能障害 (2型糖尿病、耐糖能異常)
  • ・脂質異常症(高脂血症)
  • ・高血圧症
  • ・高尿酸血症(痛風も含む)
  • ・冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)
  • ・脳梗塞または一過性脳虚血発作
  • ・非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)
  • ・月経異常または女性不妊
  • ・閉塞性睡眠時無呼吸症候群
  • ・運動器疾患
  • ・肥満関連腎臓病
  •  

料金は、

オゼンピック2㎎/30,000円(税込)となっています。

ダイエット薬、こんな人にオススメ!

 

肥満・健康障害がある人

肥満は生活習慣病のリスクとなります。痩せることで血液検査の数値改善に繋がります!

 

自分で食欲をコントロールできない人

ストレスの発散方法が食事になっていたり、口さみしくてついつい食べてしまう方は、薬を使うことで無理なく食欲を抑え、食事の量を減らすことができます。

 

※BMI22以下の人には処方できませんのでご了承ください。

【BMIの計算方法】

BMI=体重kg÷(身長m×身長m)

例)身長160㎝、体重50㎏の場合・・・50÷(1.6×1.6)=19.5

 

 

GLP-1ダイエットでよくある勘違い

薬を使えば痩せるは間違い?!

薬によって、ある程度の食欲を抑えることが可能です。しかし、食べようと思えば食べられる!という方もいらっしゃいます。

そこで無理に食べてしまうと効果を十分に発揮できません。

満腹感を感じたら、食事をやめることが大切です。

 

また、食欲が落ちたからと言って完全に食べないことも代謝を落とす原因になります。

そんなときはプロテインや、高たんぱくのヨーグルトなどたんぱく質を摂るように心がけましょう。できたらバナナなどの糖質も少し摂れるとよいですよ!

 

全く運動をしなくてもいいの?

食欲が落ちることで体重減少は見込めます。しかし、運動を合わせることでより確実に減量に近づけます。

筋肉を付けることはダイエットにも血糖コントロールにも重要です。なるべく身体を動かすように心がけましょう。

禁忌

  • ●妊娠中の方、妊娠を予定している方、授乳中の方
  • ●重度の胃腸障害(胃潰瘍、炎症性腸疾患など)がある方
  • ●膵炎や胆石がある方
  •  

 

まとめ

 

GLP-1ダイエットは糖尿病の医薬品を扱うため、専門医のいる医療機関で診断を受けることが望ましいです。

注射に苦手意識があったり、不安なことは是非ご相談ください。

 

 

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